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記事: JAXA採用、東大阪発!の火災現場用冷却ベスト

モノ作り

JAXA採用、東大阪発!の火災現場用冷却ベスト

JAXAの宇宙服の技術を活用して、消防服や化学防護服の開発をロダン21がお手伝いさせていただきました。

その第一号がようやく出来上がったので、12/12のMOBIO Cafeにてお披露目されました。

宇宙服は、150°の高温から、マイナス150°という低温までに対応して宇宙飛行士の命を守る必要があるそうです。

そんな過酷な環境下でも少しでも快適に作業してもらうために、体温を下げる為の冷却装置が開発されました。

そのJAXAの技術を火災現場で救命活動を行う消防士のために応用された冷却ベストですが、実際に装着させてもらいました。

背面に冷却水を入れたタンクを装着するのでずっしりと重く、この上に防火服を着るとなるとかなりの重量になると思います。

宇宙飛行士の場合は宇宙服だけで140キロの重さだそうですが、その上にさらにこの冷却装置を付けるのですね。

想像すると、とても過酷な環境だなぁと思いました。

実際私が試したこのベストは、デモ用にお湯を入れて循環させていたのでとても暖かく、心地よかったです^^)。

でも、実際の現場では命を守るための防御装置。

それを考えて形にしていく作業はとても大事なと感じました。