審査総評
この度、ロダン21主催(後援:協業工房)により[第2回ピースクルーズデザインコンペ]を実施しました。
第2回目となる今回は、「介護を楽しくするおしゃれアイデア募集」がテーマであり、ジャンルも洋服、バッグ、アクセサリー、帽子や小物、お出かけ用おしゃれグッズなど多岐にわたっておりました。
ご応募いただいた作品に対し、デザイン、製造、権利の各分野の専門家およびスポンサーが、「使いやすさ」「新規性」「実現性」「販売容易性」「熱意・親近感」「条件適合」面の観点から協議し、厳正なる審査をおこないました。
その結果、今回は製品化に至る作品は『該当なし』との結論になりましたが、応募作品のうち最も得点の高かった作品を佳作として選定しましたのでお知らせします。
今回のデザインコンペは、ピースクルーズ社の社会的貢献の一環としてスポンサーを引き受けていただいたものですが、このような取り組みはデザインを課題解決に寄与とする手法としてとらえ、ソーシャルデザインの試みとして十分に評価されるものです。
今後も引き続き、多くの方々に関心を持ってもらい、社会的に意義ある新たなテーマを設けて、進めていきたいと考えています。そして、この試みから素晴らしい商品が生み出されることを期待してやみません。
審査員代表
ケプラデザインスタジオ 大倉清教